比和町三河内(88カ所巡り)

三河内88箇所

四国88箇所(四国遍路)は弘法大師にゆかりのある八十八ヶ寺を結んで設けられた参詣の道で,今でも多くの人を魅了しています。

三河内88箇所は,四国88箇所にたとえて慶雲寺の裏の愛宕山に設けられています。
1840年三河内村の小田多喜次が願主となり,弘法大師の霊現を追慕し,一切衆無病息災や治水潤沢などの利益のために四国88箇所本尊と大師像を彫刻し,門前に観音寺を建立して安座しました。

その24年後(1864年),小田才一郎と小田平之助が再願主となり,三河内村から八十八人の信者を募り,慶雲寺の裏側にある愛宕山に坐像を分けて安置したものが今も守り続けられています。お大師さまは同行二人で必ず一緒に歩いてくださっています。

お大師さまと一緒に歩かせていただくことにより,お大師さまのご縁をいただき,祈ることによって四国遍路はできなくても,三河内88箇所を歩き,ご縁をいただこうと始まった行事です。

現在は参詣の道を変更し坐像を並べ替え88箇所を10分程度でお参りできるようになっています。

ビデオについて

8月27日早朝,比和町三河内の祥光山慶雲寺の裏山にある88箇所を撮影しました。
88番から1番へ向けて歩いています。
山に向かって寺の左側に1番,右奥に88番があります。





今回の写真追加予定

現在は10分程度で巡ることのできるコースとなっていますが,以前は山の奥深くまで入っていました。その頃の写真をスライドショーにしています。





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